中国語の発音を良くするためには

中国語の発音というと、「難しい」と嘆く人は多いでしょう。確かに日本人の皆さんにとっては容易ではないと思います。それは、日本語の中にない発音がたくさんあるからです。

 

ここでは、中国語の発音のポイントについて紹介します。

 

・中国語発音の全体像

「音節」というのを、多少は耳にしたことありますでしょうか?この「音節」こそ、中国語発音の全体像と言えます。例えば、「Zhāng」というのが一つの音節です。こういう音節を一つ一つ発音できると、中国語の発音ができるようになります。一つの音節は、子音・母音・声調の3つの部分から成り立っています。詳しく見ていきましょう。

 

・子音

例の音節の中では、「zh」が子音に当たります。

中国語の子音は21個もあり、唇や舌の位置により、6種類に分類されます。そのうち、舌を巻くのがいくつあり、それらが日本人の皆さんにとっては一番難しいと思います。日本語にない発音の仕方だからです。発音するときには、気持ち大げさに舌を巻いてちょうどいいくらいにできます。ぜひ試してみてください。

 

・母音

例の音節の中では、「ang」が母音に当たります。

中国語の母音はa,o,e,i,u,üの6つがあります。これらの母音の単独の発音を単母音といいます。いくつかの単母音が組み合わせになって、二重母音や三重母音、またはnとngを伴う複合母音が成り立ちます。(なので、例の音節の中の母音は複合母音です)

母音をよく発音するためには、とにかくその母音に合わせて、気持ち大げさに口を動かし、形を作って発音することが大事です。例えば口を大きく開いて発音すべきなのに、中途半端の口の形で発音すると、こもってしまい、通じなくなるのです。

これは単母音だけではなく、二重母音・三重母音・複合母音にすべて言えます。二重母音は2つの母音が続きますので、しっかりとその2つに合わせて口の形を作る。三重は3つ。複合母音の場合、nとngの方に気が取られがちですが、実はまず母音を押さえるの大事です。

 

・声調

例の音節の中では、「-」が声調に当たります。

中国語の標準語には4つの声調があります。子音と母音が同じで、声調が違うだけで全く別の音節になります。声調をはっきり発音すると、自然に抑揚のようなものができます。人によっては「なんか語気が強い」というふうに聞こえるでしょう。よく日本人の方から「中国の人って普通に喋ってるときも喧嘩してるみたいだね」と言われますが、声が大きい以外、しっかりと抑揚があるのも理由の一つだと思います。

話がずれました。もう一度言いますが、中国語をよく発音するためには、声調を正しく発音するのは大事です。抑揚が弱い日本語を母国語としている皆さんは、少なくとも最初の段階、気持ち大げさに抑揚をつけて声調を正しく発音できるように頑張りましょう!

 

以上、中国語発音の基本となる「音節」を、子音・母音・声調に分けて見てきました。お気づきだと思いますが、「大げさ」がポイントです。日本語にない発音や発音の仕方が多いので、気持ち大げさにやって初めていい感じになります。なかなか慣れていない日本人の皆さんには恥ずかしいと思う方もいるかもしれませんが、きれいに中国語を発音するために、是非思い切り、やってみてください。